天球の音楽会 vol. 1 無事終了しました!!
みなさん、こんにちは。Voice Lab.の植村です。
先日、直前でお知らせさせてもらった『天球の音楽会』が9/18に無事にZest御池にて終了しました。
見に来てくださった方、ありがとうございました。
出演された方、本当にお疲れ様でした。
台風などの影響も懸念されましたが、出演者の皆さんの思いが通じたのか、特に大きな影響もなく、イベントを開催することができ、本当に良かったです。
3年前に企画したのが、新型コロナウィルスの影響で中止になって、「やっと実現できる!」という思いでの今回でした。
今回参加された出演者は僕を含めて16名でした。
終演後のみなさんの感想がほぼ同じで驚いたのですが、
『とても緊張しましたけど、楽しく歌えました。・・・っていうか、ほかの出演者の方、皆さん、とてもいい歌を歌われてて、なんかちょっと感動しました。』
実は僕もそう感じていました。スタジオでレッスンしている時よりも歌の輪郭がはっきりしているというか、エネルギーの強い歌になっていました。
不特定多数の方が行き交うショッピングモールでの歌だから、そう感じたのかもしれません。なんか、どこまでも遠くまで声が飛んでゆくという感覚があります。
閉鎖された空間でははなく、開放された空間だからこそ感じるものなのだと思いますが、みなさん、この感覚をうまく捉えて楽しんで歌えたのかなと思います。
どちらにせよ、皆さんの想いがとても強く、そして温かく感じました。
その思いが声となり、歌となって、表現できたことがとても素晴らしいなと思いました。
本当に出演して下さったみなさん、ありがとうございました!!!
音楽とは、本来は生活の中に根ざしたものであったと思います。
祭りだったり、労働だったり、狩りだったり、祈りだったり、遊びだったり、の中に当たり前に音楽があり、歌があったと思います。
上手いとか下手とかではなく、みんなが当たり前に歌っていた時代があったと思うのです。
今も、音楽によって人生が生きやすくなったり、悩みから救われる人がたくさんいると思います。
でも昔よりも歌が力を失っているように思います。
それは歌だけではないのかもしれません。
僕たち一人一人が「生きていること」と「歌うこと」とは何らかけ離れたものではなく、自分そのものなのだと思います。
それでいて、となりにいる大切な人や、言語や思想の異なる人とですら繋がることのできる魔法が「音楽」なのだと思います。
僕たちの歌などまだまだ未熟で非力ではありますが、こうした生活の空間に血の通った音楽を届けてゆきたいなと思っています。
この「天球の音楽会」はまた半年~1年に1回のペースでゆるく続けてゆきますので、ぜひお楽しみになさってください。
そしてまた、我こそは!という方がいらっしゃれば、「私も出たいです!」とご連絡ください。
それでは今回はこの辺で!!!