花開く時(+ Voice Lab.発表会のお知らせ)
こんにちは、Voice Lab.の植村典生です。
今回は久しぶりに最近思うことを書いてみます。
最近、レッスンで生徒さんの声や歌を聞いて感動することが増えてきました。
「どうしても出せない高さ低さや声質(裏声とかミックスとか)を出せるようになった」
「気持ちをこめて歌うことが初めて体感できた」
「以前歌えなかった曲を久しぶりに歌ってみたら、簡単に歌えるようになっていた」
人によってことがらは様々ですが、これまでずっと出来なかった何かがある一線を越えた時、急に目の前に新たな世界が広がって、「なんだ、これは!?」となることがあります。
この瞬間が僕は大好きです。
もちろん、これまでもこういった感動はレッスンの中ですっと感じてきました。
でも、当たり前なことですが、こういう感動って、毎回のレッスンで起こることではありません。
生徒さんの努力とか、気持ちとか、教える側の言葉の選び方やそのタイミングとか、いろんなことが一つに重なって、新しい感覚を手にすることが出来るのです。
最近僕がレッスンで感動的な場面に遭遇することが多くなっているのは、
生徒の皆さんが大きく前を向いて一歩踏み出そうとしているからなのかなと思います。
新型コロナによって、僕たちの暮らしや価値観は大きく変わりました。
とても閉塞感の強くなった社会や生活スタイルの中で、「一体何をしたいんだろ」と自分の生き方を振り返ってみた人も多いと思います。
歌を歌おうとする力は、無気力な中からは生まれません。
たとえ今、元気がなくても、無理に大きな声を出すのではなく、その時の自分にあった声を出してゆくと、だんだん元気になり、気持ちも明るくなり、そのうちに大きな声が楽に出るようになります。
声とは、本当に魔法だなと思います。
自分を知ることも変えることもできます。
そんな自分の声と出会う感動をレッスンの中で日々一緒に感じさせてもらっています。
本当は実際に起こったことを色々と書いて、「こんな感動的ことがあったんだよ!」と皆さんと共有したいのですが、プライベートなことを書くわけにもいかず、抽象的な話になってしまいました。
さて、話は変わって、
11月末にVoice Lab.の発表会を行います。
また詳細が決まれば追ってブログでお知らせさせてもらいますが、今、予定しているのは、
場所は Studio246KYOTOのL-st
日時は 2022年11月27日(日) 16:30~(予定)
です。
時間は30分ほど前後するかもしれません。
また後日ブログでインフォメーションしますので、ご確認いただければと思います。
参加される生徒のみなさんは、人と比べてどうこうではなく、自分の声や歌を大切にしている人たちです。
先ほど僕が書いたような感動が少しでもみなさんに伝わればと願っています。
きっと上手いとか下手とかでなく、何か感じてもらえるんじゃないかなと思っています。
入場料などは特にありませんので、もしご都合の合う方がいらっしゃったら是非会場にお越しください。
お待ちしています!!!